実時計測機能
RTK 信号が失われるシーン(地下通路、歩道橋の下、建物内部など)では、SLAM マッピング技術+リアルタイム RTK フュージョンにより、RTK が失われた状態でも絶対座標を取得する能力を提供します。L2 Pro は、RTK 切断後 50m の範囲内で、平面精度・高程精度 <=5cm を満たします。100m の範囲内では、平面精度・高程精度 <=10cm を満たします。
使用シーンの前提条件
- バージョン 2.3.0 以上。
- RTK が接続済みの状態。
- RTK の源楕円体情報が WGS84 と CGCS2000 であること。
- デバイスの初期化完了後、RTK が固定解の状態で、10m × 10m の L 字型経路を歩く必要があります。
- RTK 信号が良好で固定解を維持する経路が、測量エリア全体の 3 辺を覆う必要があります。
- RTK の切断は 100m を超えてはいけません。
- デバイスの収集規範に適合していること。
実際の事例説明
1. 収集事例の図示:

緑は RTK 固定解の経路、赤は RTK 失われた状態です。計測点の位置と RTK 状態が切り替わる位置との移動距離が 50m 以内であれば、計測点の絶対座標精度を 5cm 以内に保証できます。計測点の位置と RTK 状態が切り替わる位置との移動軌跡距離が 100m 以内であれば、計測点の絶対座標精度を 10cm 以内に保証できます。
2. 結果ファイルの説明
LixelGO のデバイスページで、ポイントクラウドデータに入ると履歴プロジェクトを確認できます。右上の「 ... 」をタップし、「計測点ファイルをダウンロード」をタップすると、計測点 measure_points_latest.csv を App ローカルにダウンロードできます。
具体的な図示:


プロジェクトファイル project_data の下には、リアルタイム RTK 計測の結果が 2 つ保存されます。1 つはリアルタイム計測結果、もう 1 つはスキャン完了後に最適化された結果です。
| ファイルパス | 説明 |
|---|---|
| /project_data/measure_points.csv | このファイルはリアルタイム計測結果を保存します。App の表示結果と一致します。 |
| /project_data/measure_points_latest.csv | このファイルはマップ最適化後の計測結果を保存し、App の表示結果とわずかに異なる場合があります。App でポイントクラウドプロジェクトからダウンロードされる計測点ファイルは measure_points_latest.csv です。 |
measure_points.csv と measure_points_latest.csv はヘッダーが同じで、違いは measure_points_latest.csv がスキャン完了後に最適化された結果である点です。measure_points_latest.csv の結果を使用することを推奨します。measure_points.csv のヘッダーフィールドの意味は次の表のとおりです:
| #timestamp | タイムスタンプ |
|---|---|
| id | ID 番号 |
| type | GNSS タイプ:wgs84: 2、cgcs2000: 3 |
| label | 計測点名称 |
| B | 緯度(°) |
| L | 経度(°) |
| H | 楕円体高(m) |
| E | 東座標(m) |
| N | 北座標(m) |
| Z | 楕円体高(m) |
| undulation | 高程異常(m) |
| std | 測点標準偏差(m) |
| x | ローカル座標 x |
| y | ローカル座標 y |
| z | ローカル座標 z |